台風なさそうだし期間工に応募してみようかなでも期間工っていったいどんな仕事なんだろうと思っていませんか。
期間工とは思うに自動車メーカーの工場で働く期間限定従業員の略になります。
自動車を作る工場で生産ラインの一部を担当します。
この記事では期間工の仕事内容についてどんなことをするのかを紹介していきます。
期間工は工場で生産ラインの一部を担当する
期間工は主に車を作る工場で生産ラインの一部を担当し、車を作り上げていく仕事になります。
例えば金属を溶かして鉄の板にする部署、車の鍵パーツを作る部門、出来上がってきたパーツをはめる部門、最終的に納品前に車のチェックをする部門など様々な部分があります。
そのうちの1部門をあなたが担当することになるわけです。
生産ラインの一部を担当と言っても具体的に何をするのかというのは、なかなか想像が難しいですよね。
そこでトヨタを事例に各部門がどんなことをするのかを詳しく説明していきます。
具体的にどんな仕事をするのかトヨタを例に紹介!
鋳造
エンジン部品やアルミホイール等が鋳造部品。溶鉱炉で溶かした金属を鋳型に入れて作ります。
鍛造
エンジン部品の歯車やシャフトをはじめとして、特に強度を求める部品は、高温に加熱した鋼材をプレスして作り上げます。
機械加工・組み付け
鋳造や鍛造によって出来た部品を工作機械で加工し、他の部品とともに組み付け、品質チェックを行います。
プレス
1枚の鋼板に巨大プレス機で数千トンの圧力を加えて、ボディー用パネル部品などを加工します。
ボデー溶接
約400点にも及ぶ部品を自動溶接と手作業とで組み付け、ボディーを作り上げていきます。
塗装
塗装ロボットを使って、何層にも塗り重ねられた美しいボディーが誕生します。
成形
樹脂原料などを射出成形などによって思い通りの形に加工することで、バンパーやグリルなどをはじめとする多くの部品を作り上げます。
組み立て
生産ラインの最終工程。一連の部品が組み付けられたボディーに窓ガラス、シート、バンパー、エンジン、タイヤなどを取り付けて完成車にします。
最終検査
組立終わった車は最終検査の工程にかけられます。一台ずつ、ブレーキが利くか、ワイパーが動くか、ライトが点くか等検査し、全て合格したものだけを出荷します。
どの部門に配属されるかはあなたは希望出すことはできません。
採用担当者が適正を見て配属する部門を決定します。
フォークリフトや、ガス溶接の資格を持っていれば優先して配属される部門もあります。
スキルや経験がなくても期間工はやっていける?
期間工は未経験の人の割合が多く約6割が未経験からの採用となります。
フォークリフトやガス溶接の資格、期間工の経験があれば尚良いですが未経験からでも十分にやっていけます。
採用後はまず集合研修が行われ、その後に社員の方によるマンツーマンのトレーニングがあり、それが完了後に各部門に配属されるため仕事に必要なスキルは全て配属前に身につけることができます。
なので、未経験だからといって不安になりすぎず安心してチャレンジしてみてください。
まとめ
期間工は立ち仕事になるため体力は使います。
しかし必要なスキルは配属前に身につけることができ 、かつ有名な車を自分たちの手で作り上げていくというとてもやりがいのある仕事になります。
さらにお金もしっかりと稼ぐことができるので、まさに一石二鳥の仕事だということができます。
期間工は収入もよく、正社員になれる可能性もあるためとても人気がある仕事です。
募集があってもすぐに埋まってしまうので、気になったのであればまずは説明会に応募してみることをお勧めします。