期間工って有給がもらえるのか、もらえたはいいけどちゃんと使えるの?!と不安を感じていませんか?
期間工は派遣社員と同じ扱いなので、有給はもらえます。
この記事では、どれくらいの期間働けば有給が何日もらえるのかや、トラブルなく有給を取得するためのコツをお伝えします。
6ヶ月働くと10日間の有給がもらえる
期間工に限らずどれくらい働くと、何日の有給がもらえるかは厚生労働省により定められています。
ただし、有給をもらうにはふたつの条件を満たす必要があります。
有給取得の条件
ポイント
- 雇いいれから6ヶ月以上働いていること
- 全労働日数の8割以上出勤していること
このふたつになります。
簡単ですよね?
期間工は有給が取得しやすい?!
あるリサーチ会社の調査結果によると、自動車メーカーは有給の取得率がかなり高く、有給が取得しやすい企業の上位にトヨタやホンダがランクインしています。
とくにホンダは驚異的でなんと有給取得率99%だというのですからスゴイですよね。
日本は世界的にみても有給消化率が悪く約50%です。
それを考えるとホンダがどれくらい取りやすいのかわかりますよね!
ちなみに世界における日本の順位は以下のようになっています。
日本の有給取得率
2009年:世界最下位(消化率53%)
2010年:世界最下位(消化率56%)
2011年:世界最下位(消化率45%)
2012年:世界最下位(消化率38%)
2013年:世界最下位(消化率39%)
2014年:下から2位(消化率50%)
2015年:下から2位(消化率60%)
2016年:世界最下位(消化率50%)
2017年:世界最下位(消化率50%)
ひどいもんですね…。
トラブルなく有給を、取るためのコツ
有給は労働者に与えられた権利なので基本的にはいつ使っても問題はありません。
極端な例をいえば、当日の朝に休みますと言って有給取得することも可能です。
しかし、期間工は工場カレンダーというシフト表に基づき、体制が組まれており、そしてチームで働きます。
当然、その日にあなたがやることも決まっているので、当日急に休まれると誰か代理を急きょ探す必要があるわけです。
そうなると、みんな予定しない残業が必要になったり業績にも影響がでます。
なにより、みんなの不満が貯まるわけです。。。
これが一番怖いです。
トラブルを起こさず有給をとるには、シフトが出る1ヶ月前を目処に責任者の方に有給取得する意思を伝えておきましょう。
権利なんだからとか、いつ休んでもいいとか言って無理を通してしまうと本当に休みたいときに休みづらくなってしまうので注意しましょう。
期間工はチームワークが大切です。
和を乱してしまうと、契約更新にも影響する場合がありますので注意しましょう。
まとめ
ポイント
- 6ヶ月働けば10日間の有給がもらえる
- 原則はいつ休んでも問題なし
- チームで働いていることを意識して、早めの申請をしよう
有給は権利です。なので、いつ使おうが自由です。
ですが、期間工はチームワークが大切な職場なので、しっかりと相談した上で取得するのが好ましいです。
なにより、日頃からのコミュニケーションが大切になるので、普段から同じチームの人と気持ちよく仕事することを心がけてくださいね。